どんな人がPTSDになりやすい

子供

大人よりも子供のほうが圧倒的にPTSDになりやすいと言われています。PTSDは心的外傷後ストレス障害という名称からもわかるように、心に受ける傷が原因となり様々な症状がでてきてしまうのです。そのため、まだ心が未発達で感受性の強い子供達は、経験したことのないショックな出来事がおこると、受け入れられずPTSDになってしまうのです。

大人になってくると、たくさんの経験をして、ある程度のショックを受ける出来事も想定できますし、対処することもできるようになります。また、たとえ心に傷を負っても自分自身を見つめ、気分転換などをして乗り越えられることもできるので、PTSDになる前に解決できるのです。

また、子供は大人に抵抗ができないというのもPTSDになりやすい理由とも言えます。PTSDには、虐待なども大きな原因となり人間不信や協調性の欠如などになりやすく、解離性同一障害(二重人格・多重人格)になってしまう人もいるのです。親に逆らうことができず、虐待を長期間にわたり受け続けてしまうのです。

中学生や高校生になってくれば体格的にも抵抗できるようにはなってくるのですが、親という存在は特別であり、暴行を受けなくても、『産まなければよかった』、『あんたを産んだせいで…』などの言葉だけで大きなショックを受けるのです。親に愛されていないと感じるだけでもPTSDになってしまいますし、たとえPTSDまではならなくても、自分が親になっても子供の愛し方がわからない、同じように虐待してしまうという人もいるようです。

このように子供はささいな事でも心に消えない傷がついてしまいます。特に大人でもPTSDになってしまうような災害を経験すると、子供は大人以上に深い傷となってしまいます。阪神淡路大震災を経験した子供達は15年経った今でも500人近い人がいまだにPTSDになっている人がいるようです。このことからもわかるように、子供はPTSDになりやすいだけでなく、その症状も重症になってしまい長引いてしまうようです。