どんな人がPTSDになりやすい

災害体験者

PTSDになりやすい人というのは、もちろん性格や家庭環境などそれぞれありますが、そういったことも関係なく災害を体験した人というのはPTSDになりやすいものです。未曾有の地震や水害などの災害で被災した人は、ほとんどそういった体験をした事も想定した事もない人が多いです。

そのため、その災害が元でPTSDになってしまうのです。統計的に見ると、大地震などで被災した人の5~10%の割合でPTSDになってしまうようです。そのため、どんなに気の強い人であっても、精神的に強い人であってもそれほど関係なくPTSDになりやすくなってしまうのです。

東日本大震災では地震だけでなく津波災害も非常に多く、太平洋側沿岸で生き残った人でも多くの人が津波の恐ろしさを体感しています。そのため、目の前まで津波がうち寄せてきた、津波で腰まで水が浸かった、そういう光景を見てしまったという人もたくさんいるようですし、その際に、目の前で人が流され助けられなかったという経験をした人も少なくないようです。そういった人は統計的な5~10%ではなく、かなりの確率でPTSDになってしまい、夢に出てきたり、フラッシュバックしたり、いつまでも精神が安定しないという人もいるようです。

PTSDを治療するためには、専門の知識のある人に診察・治療してもらうのが一番です。万が一災害が発生した場合には、たくさんの人がPTSDになってしまう可能性が高いですので、診察を受けてみるといいです。また自分では何ともないと思っていても、数年後に突然PTSDの症状が現れるというケースもありますので、注意が必要です。