PTSDになりにくい人
適応力のある人
PTSDになってしまう元々の原因というのは、心に受けた大きなショックが受け入れられないために様々な症状が出てきてしまうのです。もちろんそういった想像を絶する体験というのは誰もがショックを受けてしまうものです。
ですが、そのショックから抜け出し、PTSDにならない人というのは、その出来事が起こってしまったことをしっかりと受け止め、それを次のステップとして適応していく人なのです。
例えば、先の東日本大震災によって家を流された、家族を亡くしたという人はたくさんいます。それによりPTSDになってしまう人はたくさんいると推測されます。住んでいた街を離れ、新しい街で生活しているという人もいます。ですが、なかなか新しい生活に適応できず、落ち込み過ぎてPTSDの症状があらわれる人もいるようなのです。
逆に、その想像を絶する未曾有の大災害を次第にしっかりと受け止め、新生活をスタートさせ、適応し始めている人もいます。そういった新生活にすぐに適応できる人というのは意外とショックが大きくてもPTSDにはなりにくいようです。
また、交通事故にあったという人でも、『事故はショックだが、これからはさらに安全運転に心がけよう』と、適応する事ができる人は、その後の日常生活は通常通りおこなえるようになる人もいるようです。
もちろん、すべてのショックな出来事においてすぐに適応できるという人はいません。目の前で家族亡くなった、自分のせいで死なせてしまったという場合には、どんなに適応力がある人でも耐えられないという場合もあります。そういった場合には、やはり心療内科などの治療が必要となる場合もあるのです。