PTSDの原因
虐待
PTSDの中でも特に完治しにくい、解消するまで長期間を要するものに複雑性PTSDというのがあります。その複雑性PTSDになってしまう原因の多くが幼いころに親から受けた虐待が原因によるものもがあります。親から受ける虐待というのは、身体的な暴行だけでなく、性的虐待、食事を取らせない、暗い所に閉じ込めるということも虐待でPTSDになってしまうことがあります。
また言葉による虐待もあり、「お前なんか産まなければ良かった」、「欲しくて出来た子供じゃない」などという言葉でも子供心には大きな深い傷を負わせてしまうのです。
幼いころに受けたショツクが元でおこるPTSDの症状というのは、すぐに発症するものではなく数年後、大人になってから発症する場合もあります。その症状は、人を信じられなくなったり、人を愛することができなくなる、愛することが怖くなってしまったりもするのです。また、自分はだめな人間だと思いこみ、何事にも消極的になるという事もPTSDの症状の一つです。こういった症状が悪化してしまうと、自暴自棄になってしまう、うつ病になってしまう、自殺願望が強くなるなどがあります。
また、幼少の頃に受けた虐待が元で解離性同一障害になってしまう人も少なからずいるようです。解離性同一障害とは別名二重人格、多重人格とも呼ばれている病気で、自分の人格以外に別の人格を作り出してしまうというものです。虐待を受けている状態が耐えきれず、その虐待を受けているのは自分ではないと思いこむ事でその状態を回避しようとするのです。それにより虐待を受ける別の人格が生まれてしまうものなのです。
こういった虐待というのは、あまりに激しいものですと近所の人や児童相談所の人が気がついて対処、ケアしてくれる場合もありますが、なかなか気がつかないとそのまま成長してしまいPTSDになってしまうのです。もし自分が心当たりがある人は、大きくなってからでも相談してみるといいです。