PTSDの原因
事件
PTSDは災害などの予期せぬ出来事によって発生するのが主と言われていますが、それ以外にも様々な事件を経験することで発症する事もあります。PTSDになってしまう事件と言うと、やはり死の恐怖を体験したりすることが多く、殺人事件や監禁事件を目の当たりにするとPTSDを発症するようです。
日本でおこった事件でPTSDを発症したケースというと、まず、1997年に兵庫県で発生した連続児童殺傷事件があります。この事件では2名の人が死亡し3名が重軽傷を負ったという事件です。その事件に巻き込まれた小学校や近隣の小中学生の多くが想像できない恐怖を体験しPTSDと診断されています。
また、1990年から2000年までのおよそ9年2ヶ月の間少女が監禁されていた、新潟少女監禁事件ではPTSDを障害と認定され、裁判にもなった事件となっています。
1995年にオウム真理教により実行された地下鉄サリン事件でも多くの人が被害に遭いました。その際に居合わせた人などが、電車に乗るのが怖い、その当時の記憶がフラッシュバックするなどのPTSDの症状が多数の人にあらわれているのです。
そういった日本を騒がせた事件だけでなく、個人的に経験した事件などもPTSDとなってしまう原因のようです。例えば、自分の親が自殺してしまった光景を見てしまった、通り魔にあった、レイプされたというような事件などがあります。そういった場合には、人間不信や男性不信、一人でいる事ができない、暗闇が怖いなどのPTSDを発症してしまうようです。
こういった事件に遭遇してしまうのは予期しないものですし、他の人にはあまり知られないものが多く、また知られたくないこともありますので、内に秘めてしまいがちです。そのため悪化してしまう事もあるようですので、やはり身近にいる人がサインを見逃さないように注意しなければいけません。