PTSDに効果があるとされる治療法

グループセラピー

PTSDに非常に高い効果が期待できるとされている治療法として、EMDR療法やトークセラピーなどと一緒におこなわれる事が多い治療法にグループセラピーという方法があります。この方法は簡単に言ってしまうと、同じPTSDを持つ人たちが集まり、お互いにその原因となった出来事、体験を話し合うという方法になります。

ショックな出来事があり、その後誰にも相談をしないために一人で悩み、落ち込んでしまう事がPTSDになってしまう原因にもなりますので、誰かに話すというだけ効果があるのです。ですが人によっては誰かに話しても『結局この人には、私の辛さ、怖さ、苦労は理解できない』と思う人もいるようです。

そんな時に、同じ悩みを持つ人同士、またそれよりも酷い経験を持つ人と話をする事で『悩んでいるのは自分だけではない、この人に比べたら私の悩みは軽いものだ』という前向きな考えが持てるようになったりするのです。

よく、電車事故、飛行機事故で身内を失くしたという人も、電車に乗るのが怖い、飛行機を見るだけで具合が悪くなるなどのPTSDになりやすいと言われています。そんな時によく「遺族会」「被害者の会」などを立ち上げているのを聞きますが、これは事故に対する裁判のためだけではなく、PTSDになる人、なっている人を解消するためのグループセラピーの役割もあるとされています。

グループセラピーをおこなう場合には当然専門のセラピスト、医師、カウンセラーの元でおこなわれるのが通常です。先に発生した東日本大震災のセラピーとしてもこのグループセラピーは有効ではないかと言われているようです。